その信仰の歩みから、今の世にも絶大な影響を与えつづけている、宗教改革者マルチン・ルター。
しかし、かつての彼は「神を愛せなかった。いや、憎んでさえいた。」というのです。
それは、自分でいくら正しく生きようと努力しても、どうにもならなかった絶望であり、
そのような過大な要求をする神への怒りでした。
「哀れな永遠に失われた罪人を、罪のゆえに十戒によってあらゆる種類の災いで圧迫するだけでは、
神は満足なさらないのだろうか。私の心は激しく動き、良心は混乱していた。」
そうルターは述懐しています。
今の私達は、これを聴いてどう思うでしょうか。
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