昨年9月に特別番組でご出演頂きました、
日本正教会大阪ハリストス正教会管轄司祭の、ゲオルギイ松島雄一神父。
今回のコーヒーブレイク・インタビューは、
その奥様であられる、マリア松島純子さんにお話をお伺いしています。
正教会聖歌研究者である松島さん。
正教会聖歌の特徴についてお聞きしたインタビューの途中で、
とても印象的なことをお語りくださいました。
「教会の中での音楽というのは、主体が神様なんです。それを作った人ではないんですね。だから基本的には作品には無記名なんです。ルネサンス以降の音楽というものは、個人が表現するものになりますでしょう。正教会で言えば、『新しい個性』は必要無いんです。」