讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

2.讃美の言葉

「人間は、小さいながらもあなたの被造物の一つの分として、あなたを讃えようとします。それは、おのが死の性を身に負い、おのが罪のしるしと、あなたが『たかぶる者しりぞけたもう』ことのしるしを、身に負うてさまよう人間です。それにもかかわらず人間は、小さいながらも被造物の一つの分として、あなたを讃えようとするのです。よろこんで、讃えずにはいられない気持ちにかきたてる者、それはあなたです。あなたは私たちを、ご自身にむけてお造りになりました。ですから私たちの心は、あなたのうちに憩うまで、安らぎを得ることができないのです。」(アウグスティヌス「告白」から)

カトウ:
アウグスティヌスと言えば、関川先生の「霊性の源流を訪ねて―古代教父との対話」でも何度も登場した古代の教父ですね。
でも、ニカイア信条と関係があるの?

 

ナカガワ:
いや、ないです。
たぶん…。

 

カトウ:
…。
でも、この方、若い時にかなり放蕩に明け暮れた人なのに、回心したら、こんなスゴイ言葉を残したんですね。
さすが、アウグスティヌス!
でも、「讃えずにはいられない」ってちょっと言い過ぎのような…。

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