讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

3.神の啓示を受ける

「兄弟たち、あなたがたにはっきり言います。わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。 わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされたのです。」
(ガラテヤの信徒への手紙1章11節から12節)

カトウ:
「わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。」
さすが、パウロです。
イエス・キリストの啓示だと…神様から直でもらってる感、強調してますよね。

 

ナカガワ:
自分はこんなふうには言えません。
だって、物心つく前から教会にいて、個人的に信じる前から、「イエスとは…、神とは…、救いとは…」って教会で教えられて来たからね。

 

カトウ:
そう、そう。
パウロも別に「この福音は、ペテロたちからちゃんと聞いて…」と言っても良さそうなものなのに。
単に自己主張が強い人?

 

ナカガワ:
確かにパウロは自己主張強めだよね。
でも、「啓示」だからなんじゃない。パウロがここで言いたいのは?

 

カトウ:
どういうこと?

 

ナカガワ:
「啓示」って「人間には隠されていることが、神によって現し示されること」っていう意味なんだそうです。

 

カトウ:
フムフム。じゃあ、「隠している」のは神様?

 

ナカガワ:
えっ!?いや、えっ、神様が隠しているの?
じゃあ、人から人に伝えるって何?
そして、信条とどんな関係が…。あー、クラクラしてきた。

 

カトウ&ナカガワ:
うーん。番組聞いたほうが早そうだね。

 


讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)
関川泰寛(東京神学大学教授、日本基督教団大森めぐみ教会牧師)
お相手:吉崎恵子

3 神の啓示を受ける

聴取期限4/29
(約22分)


ニカイア信条(関川泰寛訳)
われらは信ず。唯一の神、全能の父、天と地、すべて見えるものと見えざるものとの創造者を。

われらは信ず。唯一の主イエス・キリストを。主は神の御(おん)独り子、よろず世に先立って、御父(みちち)より生まれ、光よりの光、真(まこと)の神よりの真(まこと)の神、造られずして生まれ、御父(みちち)と同質にして、万物は主にあって成れり。主はわれら人間のため、またわれらの救いのために天より降り、聖霊により、おとめマリアより肉体をとり、人となり、われらのためポンテオ・ピラトのもとに、十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書に従って三日目によみがえり、天に上り、御父(みちち)の右に座したまえり。生ける者と死ねる者とを審(さば)くために、栄光をもって再び来たり給う。その御国は終わることがない。

われらは信ず。主にしていのちを与える聖霊を。聖霊は、御父(みちち)と御子(みこ)より出で、御父(みちち)と御子(みこ)と共に礼拝せられ、あがめられ、預言者を通して語られる。
われらは信ず。唯一の、聖なる、公同の使徒的教会を。われらは、罪の赦しのための唯一の洗礼に同意を表す。われらは、死人のよみがえりと来たるべき世の生命(いのち)とを待ち望む。