讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

4.ニカイア信条とは?

ニカイア信条は、381年、小アジアにありますコンスタンティノポリスという町で開催された教会の第二回目の公会議で作成されたと考えられている古代の信条です。使徒信条とか、アタナシウス信条、それから325年に作られた元ニカイア信条などと並んで、教会が信仰の土台としてきた大変重要な信条なのであります。(番組の冒頭から)

カトウ:
いよいよ今回からニカイア信条ですが、やっぱり1,600年以上も前の古代人?の信仰告白を学ぶことで、イエス様をより近く感じられるのかな?
逆に頭でっかちになるような気が…。

 

ナカガワ:
確かに、一理あるかも。信条を全く唱えない教会も多いしね。

 

カトウ:
そもそも、聖書が一番大切なのに別のものに縛られるっていうのもしっくりこないんですよね。
だって、信仰って「私が信じる」っていうことでしょ?

ナカガワ:
じゃあ、「あなたの教会の信仰は何ですか」と言われたら、どう答えるの?

 

カトウ:
うーん。神はあなたを愛…し…、とか?
でも、それって「私たちの信仰」?それとも「私の信仰」?
教会学校とかで幼いときからいろいろ教えられたから、今「私の信仰」があるんだよね。

 

ナカガワ:
だよね。

 

カトウ:
「私」と「私たち」の問題っていうこと?

 

ナカガワ:
そうそう。
教会っていう親しき神様の家族こそ、ちゃんと信仰を「言葉にする」ことが大切なんじゃないかな。
きっと伝わってるって思い込むんじゃなくて。

 

カトウ:
料理を作ってくれた人に「美味しい、ありがとう」を、みたいな?

 

ナカガワ:
いや、家族は家族かもしれないけれどちょっと…。(まあ、いいか…。)
では皆さま、ぜひお聞きください。

 


讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)
関川泰寛(東京神学大学教授、日本基督教団大森めぐみ教会牧師)
お相手:吉崎恵子

4 ニカイア信条とは?

聴取期限5/6
(約22分)


ニカイア信条(関川泰寛訳)
われらは信ず。唯一の神、全能の父、天と地、すべて見えるものと見えざるものとの創造者を。

われらは信ず。唯一の主イエス・キリストを。主は神の御(おん)独り子、よろず世に先立って、御父(みちち)より生まれ、光よりの光、真(まこと)の神よりの真(まこと)の神、造られずして生まれ、御父(みちち)と同質にして、万物は主にあって成れり。主はわれら人間のため、またわれらの救いのために天より降り、聖霊により、おとめマリアより肉体をとり、人となり、われらのためポンテオ・ピラトのもとに、十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書に従って三日目によみがえり、天に上り、御父(みちち)の右に座したまえり。生ける者と死ねる者とを審(さば)くために、栄光をもって再び来たり給う。その御国は終わることがない。

われらは信ず。主にしていのちを与える聖霊を。聖霊は、御父(みちち)と御子(みこ)より出で、御父(みちち)と御子(みこ)と共に礼拝せられ、あがめられ、預言者を通して語られる。
われらは信ず。唯一の、聖なる、公同の使徒的教会を。われらは、罪の赦しのための唯一の洗礼に同意を表す。われらは、死人のよみがえりと来たるべき世の生命(いのち)とを待ち望む。