讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

8.唯一の神

「美しく精妙な自然や、立派な人物を見て、神がおられるに違いないと、私たちは実感することもあると思います。しかし、この世界に属する自然というものを通して、唯一なる神を認めるということは、神と呼ばれる何者かが存在することは暗示するとしても、神がどのような方であるか、あるいはどんな人格を持った方であるかを、はっきりとは示してくれません。キリスト教の神は、御子イエス・キリストを通して、初めてはっきりと知ることのできる唯一なる神なのであります。」

 

カトウ:
中学生の頃は、星が好きで、宇宙を見ると神様の大きさわかるよね〜とか言ってたなあ。

 

ナカガワ:
へー、ロマンだね〜!

 

カトウ:
でも、やっぱりイエス様だったんだよね。
星や宇宙がすごくても、他とは比較できないお方なんです。

 


ナカガワ:
確かに。
自分を殺す人間を救うために命を捨てる神の子って、オンリーワンの存在だよね。

 

カトウ:
だから、父なる神よと祈り始めても、気づくとイエス様に祈っていることもよくあります。
ごちゃまぜになっちゃう、みたいな…。

 

ナカガワ:
クリスチャン、あるあるだよね。
でもさ、それって三位一体の神様のオンリーワン的なところなんじゃない?
父なる神や聖霊に祈っていても、その中心には絶対イエス様がいるから。

 

カトウ:
あっ!そうそう。
ナンバーワンにならなくてもいい〜 ♪もともと特別なオンリーワン♪ってイエス様だよね〜。

 

ナカガワ:
えっ?(なんでその歌?)
まあ、でも、人間が簡単に説明できるような相手なら唯一の神じゃないよね。
皆さまもぜひ番組を聞いて、宇宙広しと言えどオンリーワンな神様って一体何なのか思い巡らしてください。

 


讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)
関川泰寛(東京神学大学教授、日本基督教団大森めぐみ教会牧師)
お相手:吉崎恵子

8 唯一の神

聴取期限6/3
(約22分)


ニカイア信条(関川泰寛訳)
われらは信ず。唯一の神、全能の父、天と地、すべて見えるものと見えざるものとの創造者を。

われらは信ず。唯一の主イエス・キリストを。主は神の御(おん)独り子、よろず世に先立って、御父(みちち)より生まれ、光よりの光、真(まこと)の神よりの真(まこと)の神、造られずして生まれ、御父(みちち)と同質にして、万物は主にあって成れり。主はわれら人間のため、またわれらの救いのために天より降り、聖霊により、おとめマリアより肉体をとり、人となり、われらのためポンテオ・ピラトのもとに、十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書に従って三日目によみがえり、天に上り、御父(みちち)の右に座したまえり。生ける者と死ねる者とを審(さば)くために、栄光をもって再び来たり給う。その御国は終わることがない。

われらは信ず。主にしていのちを与える聖霊を。聖霊は、御父(みちち)と御子(みこ)より出で、御父(みちち)と御子(みこ)と共に礼拝せられ、あがめられ、預言者を通して語られる。
われらは信ず。唯一の、聖なる、公同の使徒的教会を。われらは、罪の赦しのための唯一の洗礼に同意を表す。われらは、死人のよみがえりと来たるべき世の生命(いのち)とを待ち望む。