讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

12.天と地、全て見えるものと見えざるものとの創造者を(1)

『天と地、すべての見えるものと見えざるものとの創造者を』信ずるという信仰は、人間と世界の堕落、神からの離反に対して、神が御子を私たちの世界に送り、それによって、私たちを罪の淵から贖い出し、救ってくださったというニカイア信条の第二番目の項目、つまり主イエス・キリストへの告白と結びついていくのです。

 

カトウ:
創造者を信じることは、イエス様を信じること…かあ。
直感的はそうだと思うんだけど、説明はできませ〜ん。

 

ナカガワ:
そもそも、自分自身が創ったものにとことん裏切られて、しかもその連中、つまり僕たちのために死ぬ方って、僕たち何を信じてるんだろうね。

 

カトウ:
そっか、そういうよく分からないことコミコミで「創造者」ってこと?

 


ナカガワ:
えっ?コミコミで「創造者」?(ちょっと雑すぎ…。)
でも、だから「主イエス・キリストへの告白と結びつく」のかもしれない。

 

カトウ:
どういうこと?

 

ナカガワ:
だって、イエスは主だって信じているのは、僕たちの力じゃないでしょ。
ここじゃないかな、キーポイントは。

 

カトウ:
そっか、やっぱりイエス様だね。

 

ナカガワ:
そうそう。
だから「イエス様を信じることは、創造者を信じること」なんだよ!

 

カトウ:
まあ…逆だったとは!たまげたな!

 

ナカガワ:
(いったい、いつの時代の人?)
まあ、逆かどうかは分からないけれど、皆さんも今回の放送を聞いて一緒に考えてみませんか?
ほんとうに「魂消た」信仰なのかもしれません。キリストを信じるって。

 


讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)
関川泰寛(東京神学大学教授、日本基督教団大森めぐみ教会牧師)
お相手:吉崎恵子

12 天と地、全て見えるものと見えざるものとの創造者を(1)

聴取期限7/1
(約22分)


ニカイア信条(関川泰寛訳)
われらは信ず。唯一の神、全能の父、天と地、すべて見えるものと見えざるものとの創造者を。

われらは信ず。唯一の主イエス・キリストを。主は神の御(おん)独り子、よろず世に先立って、御父(みちち)より生まれ、光よりの光、真(まこと)の神よりの真(まこと)の神、造られずして生まれ、御父(みちち)と同質にして、万物は主にあって成れり。主はわれら人間のため、またわれらの救いのために天より降り、聖霊により、おとめマリアより肉体をとり、人となり、われらのためポンテオ・ピラトのもとに、十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書に従って三日目によみがえり、天に上り、御父(みちち)の右に座したまえり。生ける者と死ねる者とを審(さば)くために、栄光をもって再び来たり給う。その御国は終わることがない。

われらは信ず。主にしていのちを与える聖霊を。聖霊は、御父(みちち)と御子(みこ)より出で、御父(みちち)と御子(みこ)と共に礼拝せられ、あがめられ、預言者を通して語られる。
われらは信ず。唯一の、聖なる、公同の使徒的教会を。われらは、罪の赦しのための唯一の洗礼に同意を表す。われらは、死人のよみがえりと来たるべき世の生命(いのち)とを待ち望む。