13.天と地、全て見えるものと見えざるものとの創造者を(2)
「天と地、全て見えるものと見えざるものの創造者を信ずる」という告白の部分には、人間の創造についての直接の言及はありません。…永遠なる神の御子が人間の救いのために肉体を取られた、という後の告白の中に、創造と受肉の密接で不可分な関係が語られることによって、人間に関するテーマが、全面に押し出されてきます。人間は自分自身の存在の意味を創造者なる神と御子イエス・キリストをぬきに理解することは出来ないのであります。
カトウ:
今回、長いっすね…つまり…どういうコト?
ナカガワ:
たぶん、
「『人間を造られた御方がいる』ってことを信じるだけじゃ、
それは、『キリスト教が考える神様を信じること』とは違いますよ」
って感じかなあ。
カトウ:
ほー…
確か前回は、「イエス様を信じることは、創造者を信じること」っていう話でしたね。
イエス様無しに、父なる神様も信じられないよって。