讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

14.天と地、全て見えるものと見えざるものとの創造者を(3)

「なぜ神の『良し』とされた世界に悪があり、苦難が存在するのか。この切実な問への答えは、簡単ではありません。いや、人間にとっての永遠の問であると言えるかもしれません。わたしたちは、あたかも、それに対する答えが、いとも簡単に存在するかのようにふるまうことはできないと思います。ヨブが友人たちの説得に耳を傾けることなく、ただ神に向って問い続けたように、そうするほかまったくない問なのです。」

 

カトウ:
問い続けるしかない問いを問うって…。
うー、なんだかモヤモヤする。

 

ナカガワ:
そうだよね。
イエス様を信じて、罪から救われて、祝福されて、スッキリってなりたいよね。

 

カトウ:
あっ、そうか。それじゃダメなんだ!
スッキリしたいのは、自分のためだよね。イエス様のためじゃないよね。

 


ナカガワ:
そうそう。
きっと、スッキリするための答えじゃダメなんだよ。
それじゃ救われないんだよ、きっと。

 

カトウ:
だから、ヨブも直に神さまに問い続けたんだよね。
それ以外じゃ救われないから。

だから、やっぱりイエス様だよ。

 

ナカガワ:
(はい、いつもの出ました〜!)えっ、なんで?

 

カトウ:
イエス様もゲツセマネで、十字架で父なる神さまに問うているもの。
「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」って。

 

ナカガワ:
本当にそうだね。
イエス様はそう問うてくださったよね。

 

カトウ:
そうだよ。
イエス様は苦しむ者として問うてくださったんだよ!
でも、イエス様は、その答えを聞いたのかな?

 

ナカガワ:
えっ?!うーん…。
それは、僕たち一人ひとりが、イエス様に聞くことしかないんじゃないかな?答えはこうです、じゃなくって。
皆さんも、ぜひ放送を聞いて祈りのうちにイエス様に直に聞いてみてくださいね。

 


讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)
関川泰寛(東京神学大学教授、日本基督教団大森めぐみ教会牧師)
お相手:吉崎恵子

14 天と地、全て見えるものと見えざるものとの創造者を(3)

聴取期限7/15
(約22分)


ニカイア信条(関川泰寛訳)
われらは信ず。唯一の神、全能の父、天と地、すべて見えるものと見えざるものとの創造者を。

われらは信ず。唯一の主イエス・キリストを。主は神の御(おん)独り子、よろず世に先立って、御父(みちち)より生まれ、光よりの光、真(まこと)の神よりの真(まこと)の神、造られずして生まれ、御父(みちち)と同質にして、万物は主にあって成れり。主はわれら人間のため、またわれらの救いのために天より降り、聖霊により、おとめマリアより肉体をとり、人となり、われらのためポンテオ・ピラトのもとに、十字架につけられ、苦しみを受け、葬られ、聖書に従って三日目によみがえり、天に上り、御父(みちち)の右に座したまえり。生ける者と死ねる者とを審(さば)くために、栄光をもって再び来たり給う。その御国は終わることがない。

われらは信ず。主にしていのちを与える聖霊を。聖霊は、御父(みちち)と御子(みこ)より出で、御父(みちち)と御子(みこ)と共に礼拝せられ、あがめられ、預言者を通して語られる。
われらは信ず。唯一の、聖なる、公同の使徒的教会を。われらは、罪の赦しのための唯一の洗礼に同意を表す。われらは、死人のよみがえりと来たるべき世の生命(いのち)とを待ち望む。