19.光よりの光、まことの神よりのまことの神
頌栄的な言葉は、それらが指し示す高みを目指すだけではなくて、賛美する人間存在の深みを極める言葉でもあります。どういうことかといえば、信条の賛美、頌栄的な言葉は、上に向けて投げかけられると、ちょうど高い絶壁に当たって落ちてくる矢のように、私たちの存在の最も奥にある罪の暗闇に突き刺さるのであります。それは主ご自身が、本来、もっとも高きにいます方でありながら、しもべの形をとり、へりくだってもっとも低いところに来られた事実にも表れています。
カトウ:
えー!賛美の言葉は、ブーメランのように自分自身に突き刺さってくるの?
神様の素晴らしさで超感動!っていう感じなのに…。
ナカガワ:
関川先生は「主ご自身がしもべの形をとり、へりくだって…」って言っているよね。
これって…イエス様の十字架のことだよね。
カトウ:
イエス様の十字架…。