39.聖霊は御父〔と御子と〕より出で、御父と御子と共に礼拝され、あがめられ、預言者を通して語られる(4)
預言の賜というのは、礼拝の中で行われる説教を直接的には指します。もちろん、現代社会にあってはこの預言の賜物は、ますます多様にならざるを得ません。あるときは、不正や抑圧を見抜く政治的な知性であったり、あるいは社会の構造や仕組みを見通して社会への変革や改良を行う力などが、旧約の預言者と同じように求められています。しかし、忘れてはならないことは、預言の力の最も大きなものは、神の言葉を薄めたり、改変したりすることなく、そのまま全権を委任されたものとして、語るということであります。預言者の使命は、なにより神様の言葉を、取り継ぐことです。言うまでもなく、預言は、御言葉の説教に結実します。
ナカガワ:
礼拝の説教はもちろんそうだけど、聖書の言葉を人に伝えることも、預言の賜なんだね、きっと。
カトウ:
何と!じゃあ、僕も預言者!
何だか照れるなあ〜。
ナカガワ:
照れてる場合じゃないよ。それって、神様の言葉を取り継ぐことなんだって!
カトウ:
ガーン。そう言われると、自信ないです。
続きを読む