旧約聖書のこころ―詩編―(再)


詩編 第14編(2)

主を呼び求めることをしない者よ。

“これは、主との関わりに生きようとせず、
パンだけを中心に生きることです。”by雨宮神父

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<今日のポイント>

“悪を行う者、邪悪な者”の解釈/詩編14編4節/新共同訳:悪を行う者・・・パンを食らうかのようにわたしの民を食らい主を呼び求めることしない者よ。/ー他の解釈ー/1邪悪な者、彼らはパン(=神からの賜物)を食べながら、主を呼ばない/2邪悪な者、彼らはわが民を食べることによってパン(=糧)を食べるが、主を呼ばない/3邪悪な者、彼らは主のパンを食べる(=司祭の職務)が、主を呼ばない


今日は、悪を行う“主を呼ばない者”について
解き明かしていただきます。
きっと、とても悪〜い生き方が描かれると思うのですが、
一体どんなお話になるのでしょうか。

 

旧約聖書のこころ―詩編―(再)
雨宮 慧
(カトリック・東京教区司祭、上智大学神学部名誉教授)

14 詩編 第14編(2)

聴取期限7/17
(約23分)

担当者トマ子のつぶやき

神父様がおっしゃった悪い者は、
「主から離れ、同胞を抑圧し、ひらすらパンに飽きたろうとする」者!
なんて自分勝手な・・・う〜ん、確かに悪者ですね。

でも、貧しい者を
「人の力やお金の力に頼ることができないから、
ひたすら神に頼る・・・救いを求める謙虚な人。」
そうおっしゃった時、がっくり来ました。
・・・神父様、私は貧しくなったら、
より力やお金を求めてしまいそうです。
もしかして、実は私も悪い者!?

私が本当に頼りにしたいのは、主か、パンか。
心では主よ、あなたですと言いつつ、主だけを頼りできない貧しさを日々感じます。
そこにパンが入ってきてしまう!
そして、パンを求めてしまう自分からも、主からも逃げることはできず・・・!
この狭間で、私はどう主に応えたらいいのでしょう。
ー主は、なにをこんな私に求めてくださっているのでしょうか。