詩編 第28編(1)
彼らは・・・心には悪意を抱いています。
彼らに報い、罰して下さい。
“ここでは激しい報復の祈りが行われています。”by雨宮神父
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<今日のポイント>
詩編28編には“分かりにくいこと”がある、
そう神父様はおっしゃいます。
今日は、多くの人が引っかかってしまう詩編の祈りについて
詳しくお話いただきます。
旧約聖書のこころ―詩編―(再)
雨宮 慧(カトリック・東京教区司祭、上智大学神学部名誉教授)
23 詩編 第28編(1)
聴取期限9/18
(約23分)
“彼らに報い、罰してください”
神父様、この祈りがどうしても引っかかってしまいます〜。
神父様は、“報復の祈りは、敵が滅びることではなく、神の義が問題”
とおっしゃいましたが、
「神の義を求めつつ、でもやっぱり敵を憎んでいるんじゃない?!」
なんて思ってしまいました。
旧約時代は、神の義を求めるためなら、
憎しみをこめた祈りも仕方なかったのでしょうか。
・・・イエス様がまだ来ておられないんですもんね。
でも、イエス様が来られ、イエス様を信じ、
“敵を憎む”思いがなくなったかというと、私自身そんなことはなく・・・。
でもだからこそ、今回、詩編とあわせて新約聖書についてもお話くださったのでしょうか。
詩編を聞きつつ、実はわたしが求めていたのも、この新約の主?
そんな・・・!
私は、今、誰を求めているのか・・・神父様、なんだか迷子の気分です。