詩編 第28編(2)
至聖所に向かって手を上げ
あなたに救いを求めて叫びます。
“ここでは、救いの力を受けようと、手を上げ声をあげて祈っています。”by雨宮神父
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<今日のポイント>
28編の最初の祈り、
“主よ・・・沈黙しないでください”を聞くと、
うずくまって嘆いているようですが、、
実は、手を上げ、天を仰いで祈っているのだとか!
この祈りに、主はどう応えられたのでしょうか。
旧約聖書のこころ―詩編―(再)
雨宮 慧(カトリック・東京教区司祭、上智大学神学部名誉教授)
24 詩編 第28編(2)
聴取期限9/25
(約23分)
救いが与えられる“前”と“後”の祈りを聴き、
つい、“今、私の心はどっちに近いかな?”と思いました。
そして、今は正直、救いの前の祈りだな〜と。
そこに、神父様の
「救いは神様からのプレゼント。
私たちが行動で引き寄せるのではない」との言葉・・・!
そんな〜、救いは神様次第?
辛い状況からどうにか救われたいと思っているのに・・・。
あぁ神様に委ねるってなんて難しいのでしょう。
でも、主は救いをお与えになるのなら、
同じように、苦しみもお与えになっているのでしょうか。
救いが必要な時、それでも与えられない時、
それも主が、ひとり一人の人生に欠かすことができないのだと、
備えてくださっている・・・?
そこに、必ず主の救いはあるのでしょうか。
なんだか、詩編を聴きながら、ご復活のイエス様にお会いしたくなってきました。