旧約聖書のこころ―詩編―(再)


詩編 第34編(3)

子らよ、わたしに聞き従え。

“知恵の教師が若い人たちに教えを述べる時、こう呼びかけます。”by雨宮神父

***

<今日のポイント>

注意を引きつける“問いかけ”/詩編34編13節◇原文/誰が 命を喜ぶもの/誰が 日々を愛するもの 良さを見るために/■誰が=問いかけ/知恵の教師が、若い人たちの注意を引きつけるテクニック/■良さ=主の恵み深さ/9節:味わい、見よ、 主の恵み深さ を


今日の解き明かしは、
知恵の教師の言葉から始まります。
“どうやって生きていったらいいのか”
まさに日々突きつけられるこの問いに、
詩編34編は、どう答えるのでしょうか。

旧約聖書のこころ―詩編―(再)
雨宮 慧
(カトリック・東京教区司祭、上智大学神学部名誉教授)

31 詩編 第34編(3)

聴取期限11/13
(約23分)

担当者トマ子のつぶやき

“問題は、どこに軸足を置いて生きるのか。
私にとっての幸い―富、長寿、平和な生活―か、
それとも、神の恵み深さか”

この言葉に思わずドキっとしました。
私の頭はいつも、“私にとっての幸せ”でいっぱいだ、と。
更に“神の恵み”といっても、
私の幸いを実現してくださる“恵み”、とすり替えてばかり。
主を信じているといいながら、
実際は、どれほど“偽り”の信仰や“悪”で満ちているのでしょうか・・・。
17節で、主が滅ぼそうとする悪者は、
まさに私のこと。
主よ、これは私です、と告白せざるを得ません。

でも、たとえ偽りや悪ばかりで生きてしまっても・・・
いや、だからこそ!
主は私にも呼びかけていてくださるのですよね。
この主に、助けを求めて立ち帰りたいと思いました。
あの放蕩息子のように。