詩編 第36編(2)
主よ、あなたの慈しみは天に
あなたの真実は大空に満ちている。
“この6節から11節に、神に逆らう者の滅びを語る秘密があります。”by雨宮神父
<今日のポイント>
詩編36編では、神に逆らう者を描いた後、
“神の慈しみ”が描かれ、
最後に、神に逆らう者の滅びが語られます。
この真ん中が、詩編36編の鍵ということですが…。
詩編 第36編(2)
主よ、あなたの慈しみは天に
あなたの真実は大空に満ちている。
“この6節から11節に、神に逆らう者の滅びを語る秘密があります。”by雨宮神父
詩編36編では、神に逆らう者を描いた後、
“神の慈しみ”が描かれ、
最後に、神に逆らう者の滅びが語られます。
この真ん中が、詩編36編の鍵ということですが…。
詩編 第36編(1)
神に逆らう者に罪が語りかけるのが
わたしの心の奥に聞こえる。
“まず、神に逆らう者についての記述から始まります。”by 雨宮神父
まさに今、罪が彼に語りかけている…!
さあどうなる?
そんな緊張感のある書き出しで始まる、
この詩編36編。
神父様、その人は罪にどう応えたのでしょうか。
詩編 第35編(5)
わたしの舌があなたの正しさを歌い…
“この歌う、と訳されている言葉は、ハーガーという動詞です。”by 雨宮神父
繰り返し、敵が描写される詩編35編。
最後の第3段落も、
敵への祈りから始まります。
追い詰められた詩編作者は、なにを祈り求めていくのでしょうか。