旧約聖書のこころ―詩編―(再)


詩編 第30編(1)

主よ、あなたをあがめます。

“ここには、話者の強い意志が表れています。”by雨宮神父

***

<今日のポイント>

“同義語での囲い込み”/詩編30編2-13節/◇第一段落(2-4節)/2:あなたは...わたしを引き上げてくださいました。・(井戸から水を)汲み上げる・(穴から人を)引き上げる/4:主よ、あなたはわたしの魂を陰府から引き上げ...・(エジプトの国から)導き上らせる/◇第二段落(5-13節)/5:聖なる御名を唱え、感謝をささげよ。/13:主よ、とこしえにあなたに感謝をささげます。


“あなたをあがめます”で始まり、
“感謝をささげます”で閉じられる、この詩編30編。
感謝の裏には、ある体験があると言います。
一体どんな背景があるのでしょうか。

旧約聖書のこころ―詩編―(再)
雨宮 慧
(カトリック・東京教区司祭、上智大学神学部名誉教授)

27 詩編 第30編(1)

聴取期限10/16
(約23分)

続きを読む

旧約聖書のこころ―詩編―(再)


詩編 第29編(2)

主の御声は輝きをもって響く

“詩編29編では、「主の御声」が7回登場します。”by雨宮神父

***

<今日のポイント>

“主の御声”が表すもの/詩編29編3-9節/雷鳴/3: 主の御声は水の上に響く。/・・・神の雷鳴はとどろく。/4:主の御声は力をもって響き/・・・輝きをもって響く。/落雷/5: 主の御声は杉の木を砕き/・・・レバノンの杉を砕き/稲光/7: 主の御声は炎を裂いて走らせる。/8: 主の御声は荒れ野をもだえさせ/・・・カデシュの荒れ野をもだえさせる。


「主の御声」がどれほど力強いのか、
様々な自然現象と共に語られる詩編29編。
でも実は、この詩編には元歌があったのだとか。
神父様、一体どういうことなのでしょう?


旧約聖書のこころ―詩編―(再)
雨宮 慧
(カトリック・東京教区司祭、上智大学神学部名誉教授)

26 詩編 第29編(2)

聴取期限10/9
(約23分)

続きを読む

旧約聖書のこころ―詩編―(再)


詩編 第29編(1)

栄光と力を、主に帰せよ

“ここでは、主に帰せよ、という表現が3度繰り返されます。”by雨宮神父

***

<今日のポイント>

“漸増的平行法”/詩編29編1-2節◇原文/1:帰せよ、主に.../帰せよ、主に 栄光を.../2:帰せよ、主に 御名の栄光を/◯漸増的平行法/行が進むにつれ、新たな要素が加えられ、主張が強められていく手法。


“栄光を主に帰す”と聞くと、
“栄光はあなたのもの”と主を賛美するイメージがあります。
聖書や、礼拝でよく聞く言葉ですが、
そこにはどういう意味が隠されているのでしょうか。


 

旧約聖書のこころ―詩編―(再)
雨宮 慧
(カトリック・東京教区司祭、上智大学神学部名誉教授)

25 詩編 第29編(1)

聴取期限10/2
(約23分)

続きを読む