讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

5.信条とは何か

「洗礼式の時に、信仰を確かめる言葉が必要でした。その言葉が、信条の元になった言葉ということになります。つまり、古代の信条は聖書を起点として、古代教会の洗礼式というものを、生活の座として生まれてきたものです。」
 

カトウ:
ニカイア信条は、古代の偉い人が考えたのではなく、洗礼式の言葉がベース…?
うーん。逆に、洗礼を受ける人の信仰を確かめるのなら、その人の言葉じゃないと確かめられないのでは?

 

ナカガワ:
そうだよね。
でも、確かめる側、つまり教会の人たちは何を基準に判断するのっていう問題が出てくるよね?

 

カトウ:
やっぱり、それは聖書じゃないの!?

 

ナカガワ:
それが問題なんですよね、実際は。
前回の話もあったように異端と呼ばれる人たちも聖書をベースにしていたんですよね。

続きを読む

讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

4.ニカイア信条とは?

ニカイア信条は、381年、小アジアにありますコンスタンティノポリスという町で開催された教会の第二回目の公会議で作成されたと考えられている古代の信条です。使徒信条とか、アタナシウス信条、それから325年に作られた元ニカイア信条などと並んで、教会が信仰の土台としてきた大変重要な信条なのであります。(番組の冒頭から)

カトウ:
いよいよ今回からニカイア信条ですが、やっぱり1,600年以上も前の古代人?の信仰告白を学ぶことで、イエス様をより近く感じられるのかな?
逆に頭でっかちになるような気が…。

 

ナカガワ:
確かに、一理あるかも。信条を全く唱えない教会も多いしね。

 

カトウ:
そもそも、聖書が一番大切なのに別のものに縛られるっていうのもしっくりこないんですよね。
だって、信仰って「私が信じる」っていうことでしょ?
続きを読む

讃美に生きる―ニカイア信条に学ぶ(再)

3.神の啓示を受ける

「兄弟たち、あなたがたにはっきり言います。わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。 わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされたのです。」
(ガラテヤの信徒への手紙1章11節から12節)

カトウ:
「わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。」
さすが、パウロです。
イエス・キリストの啓示だと…神様から直でもらってる感、強調してますよね。

 

ナカガワ:
自分はこんなふうには言えません。
だって、物心つく前から教会にいて、個人的に信じる前から、「イエスとは…、神とは…、救いとは…」って教会で教えられて来たからね。

 

カトウ:
そう、そう。
パウロも別に「この福音は、ペテロたちからちゃんと聞いて…」と言っても良さそうなものなのに。
単に自己主張が強い人?
続きを読む